アメリカの1月の消費者物価指数は前の年の同じ月に比べて3.1%上昇し、市場予想を上回りました。これを受け、外国為替市場では約3カ月ぶりに1ドル=150円台を突破しました。
アメリカ労働省が13日に発表した1月の消費者物価指数は前の年の同じ月に比べて3.1%上昇し、事前に市場が予想していた2.9%を上回りました。
物価の変動が大きい食品とエネルギーを除いた指数も3.9%の上昇で、市場予想の3.7%を上回りました。
消費者物価の上昇が市場予想を上回り、インフレ圧力の根強さが示されたことで早期の利下げ観測が後退したことから外国為替市場では円を売ってドルを買う動きが強まり、去年11月以来、約3カ月ぶりに1ドル=150円台を突破しました。